ヨガ、ちょっと始めてみたい。
そう思って調べると、出てくるのは「週2〜3回が理想」の文字。
手帳を開いて、仕事とお迎えと買い物の予定を眺めて……そっと閉じる。
「週2回なんて、どう考えても無理やわ」
「月1回くらいしか行けないなら、意味ないのかな」
今日は、そんなふうに思って一歩目で止まっている方に向けて、忙しい毎日でも続けられる「ちょうどいいペース」のお話をします。
記事の途中に、椅子に座ったままできる30秒のヨガもあります。
「週2〜3回が理想」は、間違いじゃない。でも…

先に正直に言うと、回数が多いほうが身体は慣れやすいです。
前回の感覚を覚えているうちに次のレッスンが来るので、
「あ、この前より呼吸が入る」と気づきやすくなります。
ただ、それは続けられたらの話。
最初に「週2回」と決めて、2週目で予定が崩れて、
「もうええか……」となってしまったら、ゼロになってしまいます。
運動が続かなかったとき、私たちはつい「私の意志が弱いから」と思いがち。
でも多くの場合、最初の約束が、今の暮らしに対して大きすぎただけなんです。
実際、みなさんどのくらいのペースで通っている?
stiria yogaでは、パーソナルレッスンのあとにアンケートをお願いしています。
「続けるとしたら、どのくらいのペースで通いたいですか?」とお聞きしたところ、
20人の答えでいちばん多かったのは「身体の状態に合わせて相談したい」
と「月1回くらい」(それぞれ6人)。次が「必要なときに」(5人)でした。
週2回と答えた方は、一人もいませんでした。
お仕事、家のこと、子育て。みなさん、
それぞれの毎日の中で「行けるペース」を考えてくださっているんだと思います。
もちろん、パーソナルは1対1で75分じっくり向き合う分、1回の料金もしっかりかかります。
月1回や「必要なときに」という答えが多いのは、自然なことだと思います。
一方で、少人数ヨガなら、週1〜2回通うのも、ヨガを習慣にしていくにはとてもいいペースです。
回数を重ねるほど、身体だけでなく、考え方や気持ちの小さな変化にも気づきやすくなります。
私自身も、ヨガを始めた頃は仕事帰りに週2回くらい。
今は教室に通うというより、毎朝10〜15分だけ自分でヨガをしています。
しない日は1日の疲れ方が違って、今ではヨガがない日のほうが「なんか変な感じ」がするくらいです。
ここで気づいてほしいのは、「教室に通う回数」と「ヨガをする回数」は、別のものだということ。
教室は月1回でも、おうちでyotubeでも5分から15分できるだけでも、ヨガはちゃんと暮らしの中に続いていきます。
おすすめは「教室で月1〜2回+おうちで5分」
忙しい女性にいちばん現実的だと思うのが、この組み合わせです。
- 教室の日:今の身体を見てもらい、自分では気づきにくいクセや、ラクになる使い方を知る日
- おうちの5分:教室で感じたことを思い出す日。ポーズ1つ、呼吸3回だけでもOK
教室は「がんばって練習する場所」というより、今の自分を点検する場所。
おうちの5分は、ヨガしなきゃと気張るよりも自分の体と心にご自愛する時間として、
1日の初めや終わりにそっと自分のための時間絵お作る気持ちで過ごしてもらえたら習慣になるんじゃないかなと思います★
あなたなら、どのペース?
同じ「月1〜2回」でも、今の状態によって、合う通い方は少しずつ違います。

はじめて・身体が硬い方:まずは2週間に1回
最初の数回は、ポーズの名前や流れに慣れるだけでも、けっこう頭を使います。
あいだが空きすぎると「はじめまして」に戻りやすいので、最初の2か月くらいは2週間に1回が目安です。
stiria yogaの少人数ヨガの4回チケット(2か月以内)は、ちょうどこのペースで使い切れるようにしています。
慣れてきて「もう少し通いたいな」と思えたら、週1〜2回に増やしていくのもおすすめです。
もっと細かく見てほしい方:パーソナルを月1回、または必要なときに
少人数ヨガで習慣ができてきて、
「自分の身体のクセをもっと細かく見てほしい」「ヨガだけでなく、触れるケアも受けたい」と思ったら、1対1のパーソナルセラピーヨガを組み合わせるのもいい方法です。
パーソナルは、美容院のような通い方をイメージしています。
髪が伸びたら予約するように、「今月も自分の身体を見てもらおう」と予定に入れる感じです。
中医学には「未病(みびょう)」という考え方があります。
大きな不調になる前の「なんとなく調子がいまいち」の段階で、早めに自分を整えていこう、という知恵です。
つらくなってから駆けこむより、つらくなる前に、定期的に見ておく。そのほうが、身体も気持ちもずっとラクです。
パーソナルでは、必要に応じてレッスン前後の立ち姿の写真や、その日の気づき、おうちでできるケアをまとめた「BODY NOTE」をお渡ししています。
回を重ねると、前回のBODY NOTEと見比べながら「前より肩の高さがそろってきましたね」と、変化を一緒に確かめられます。

とにかく忙しい時期の方:2〜3か月に1回でもいい
年末、繁忙期、子どもの行事が続く月。毎月は難しい時期もありますよね。
そんなときは、2〜3か月に1回でも大丈夫です。
久しぶりのレッスンで「あれ、肩がこんなに上がってた」と気づけたら、それだけで来た意味があります。
行けなかった期間を責めるより、「今日、自分のために時間をとれた」ことのほうを大事にしてほしいです。
おうちの5分って、何をするの?今ここで30秒
「おうちで5分」と聞くと、マットを敷いて、着替えて……と思うかもしれません。
でも、椅子に座ったままでも十分です。試しに、今やってみましょう。
- 椅子に浅めに座り、両手を胸の前で組みます
- 組んだ手を前へ押し出しながら、背中を丸めます。おへそをのぞきこむように
- そのまま、口から「はぁ〜」とゆっくり3回吐きます。吸うのは鼻から自然に
- 手をほどいて、背すじをすっと戻します
戻ったとき、肩の位置はどうでしょう。背中のあたたかさは?
「なんか肩が下りた気がする」でも、「特に何も……」でも、どちらでも正解です。
大事なのは、うまくできたかより「今どう感じた?」と自分に聞いたこと。
これが、おうちヨガのいちばん小さな形です。
※腰や肩に痛みが出る場合は、無理をせず途中でやめてくださいね。
回数より、「気づける日」を増やしていく
ヨガを続けていいなと思うのは、身体がやわらかくなることより、
自分の状態に気づける日が増えていくことです。
マットの上で「あ、今ちょっと頑張りすぎてるな」と気づく。
その感覚を覚えていると、仕事中や家事の途中でも「肩、上がってるな」「息、止めてたな」と気づけるようになっていきます。
stiria yogaが大切にしている「On the mat, Off the mat(マットの上の気づきを、日常へ)」は、まさにこのことです。
そう考えると、週に何回マットに乗ったかより、1日のうちに何回、自分に戻ってこられたかのほうが大切なのかもしれません。
月1回のレッスンでも、それが毎日の小さな「気づき」につながっていくなら、ちゃんと意味があります。
まずは1つだけ。手帳に「自分の予定」を先に書く
今日やってほしいことは、1つだけです。
来月の手帳かカレンダーに、家族やお仕事の予定より先に、「自分のための1日」を書きこんでみてください。
ヨガでも、散歩でも、ゆっくりお茶をする時間でもかまいません。
自分を後回しにしがちな方ほど、「先に書く」だけで、その日を守りやすくなります。
「私の場合、どのくらいのペースがいいんやろう?」と迷ったら、LINEで気軽に聞いてください。
今の身体のことや、使える時間をお聞きして、無理のない通い方を一緒に考えます。
stiria yoga|滋賀県大津市・石山周辺の、女性限定の小さなヨガ教室です。レッスンの場所は、ご予約のときにお伝えしています。
レッスンの内容は、少人数ヨガ(最大4名)とパーソナルセラピーヨガ(1対1)のページで紹介しています。
よくある質問
月1回のヨガでも、意味はありますか?
あると考えています。月1回でも、今の身体のクセや力の入りやすいところに気づき、おうちで少し思い出せれば、ヨガは暮らしの中に続いていきます。慣れるまでは、最初の2か月ほど2週間に1回にすると、流れを覚えやすいです。
毎日ヨガをしてもいいですか?
はい、5〜15分くらいのやさしいヨガなら毎日でも大丈夫です。ただ、疲れている日や筋肉痛の日は、呼吸だけにする、横になってゆるめるだけにするなど、その日の身体に合わせて内容を選んでください。持病や痛みがある方は、医師に相談のうえで始めてくださいね。
少人数ヨガとパーソナル、どちらから始めればいいですか?
まずヨガに慣れたい方、みんなの雰囲気も楽しみたい方は少人数ヨガ、肩や腰など気になるところをじっくり見てほしい方はパーソナルがおすすめです。迷ったら、LINEで今の状態を教えてください。違いはこちらの記事でも紹介しています。
